2021-05-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第11号
ただ、現代型の今の非行は、先ほど申し上げた、いろいろな背景があるということを申し上げましたけれども、二十年ぐらい前に、暴走族華やかなりし頃にはそういう非行集団の中でいろいろ悪知恵を付けられて、どうせ刑務所に行かないんだとか、どうせ報道されないんだとうそぶくような少年がいたかもしれませんが、今はそのような集団非行というのはもうほとんどないんですね。
ただ、現代型の今の非行は、先ほど申し上げた、いろいろな背景があるということを申し上げましたけれども、二十年ぐらい前に、暴走族華やかなりし頃にはそういう非行集団の中でいろいろ悪知恵を付けられて、どうせ刑務所に行かないんだとか、どうせ報道されないんだとうそぶくような少年がいたかもしれませんが、今はそのような集団非行というのはもうほとんどないんですね。
事実、私も十七歳のとき、現在二十四歳なので七年前に、非行集団との間で事件を起こしまして、少年院送致という処分を受けました。今回は、そのような立場から、経験を踏まえた上で、法改正後にはどうなってしまうのだろうかといった話をしたいと思っております。 レジュメにありますとおり、まず、被害者同伴による審判の変化ですけれども、少年の心情の変化についてまずは述べさせていただきたいと思います。
○原参考人 まず、十七歳のとき、私は当時、高校に通っておりまして、社会復帰した後は非行集団と関係を絶って大学進学を目指しておりました。
警察では、こういった認識に立ちまして、関係機関とも連携をしながら活動しているところではございますけれども、このほかに、具体的に言えば、例えば少年が非行集団に加わっているという実態があればその離脱を図るとか、そういうこともやっていかなければならないだろうというふうに考えています。
これは、暴走族集団等の非行集団を解体、補導するために、非行集団に加入している少年についてその集団から離脱させる、あるいは再非行を防止するための指導、相談を行うというものでございまして、これも警察本部長が委嘱をいたしているものでございまして、約七百名を委嘱をしているものでございます。
警察でも、こうした動きを受けまして、不良行為少年の補導活動の強化による少年非行の未然防止あるいは少年犯罪の厳正かつ迅速な捜査、さらには非行少年、非行集団対策の推進といったことをやってまいるつもりでございますけれども、加えまして、少年サポートセンターを中心とした関係機関やボランティアとの連携によります非行少年等の立ち直り支援など、少年非行防止のための総合対策というものを推進してまいりたいと考えておるところでございます
警察では、こうした取組を受けまして、不良行為少年の補導活動の強化等による少年非行の未然防止、あるいは少年犯罪の厳正かつ迅速な捜査、さらに非行集団対策の推進、また関係機関やボランティアと連携した非行少年等の立ち直り支援など、少年非行防止のための総合対策を推進していく所存でございます。
それから、非行集団に対する取締りの強化それから解体あるいは補導、それから立ち直り対策、居場所づくりというようなことも言っておりますが、そういうことも強化をしなければならないと思います。それから、街頭犯罪とか侵入犯罪の手段となり得る行為の取締り、こういうことも大事でございますし、犯罪類型に応じた防犯対策をそれぞれ考えていかなきゃならないと。
そういう中には、今委員がお挙げになりましたように、街頭活動及び街頭犯罪等の検挙活動の強化、非行集団対策、街頭犯罪等の手段となり得る行為の取り締まり、それから犯罪類型に応じた防犯対策の推進、これはやや抽象的でございますが、そういう、それぞれの地域に合わせて検討してくれと。
これらの事件について、暴走族など従来の非行集団が関与している割合はほぼ横ばいで、ゲームセンターなどで顔見知りになった新しい形の非行グループが犯行の増加につながっている、こういうこともあります。
○泉政府委員 少年の非行集団と暴力団との関係についてのお尋ねでございます。 警察では、少年に対する暴力団の影響を排除して少年の健全育成を図る、また暴力団への人的供給とその資金源を遮断するという二つの目的で少年を暴力団から守る活動を推進しております。
特に、凶悪化、粗暴化、非行集団化を強め ている暴走族に関しては、暴力団対策部門等 との連携強化等を積極的に行うとともに、行 政処分及び再発防止措置の徹底を図ること。 三、軽微な違反を犯した者が講習の内容として 選択できる社会参加活動は、運転者の資質の 向上に資する活動に限定するとともに、学習 効果が上がるよう十分指導すること。
それから、少年警察協助員でございますけれども、これは警察と協力していただきまして、特に暴走族などの非行集団でございますが、この解体補導のための活動に専門的に従事していただいている方であります。これは警察本部長が委嘱するものでございます。
それは、まず、盛り場などの繁華街で直接声をかけられたりあるいは暴走族などの非行集団の仲間から紹介されまして暴力団員と知り合います。そして、そのようなことをきっかけに、一緒に町を徘徊したりあるいは事務所当番など暴力団の組の雑用を手伝ったり、場合によりましたら一緒に犯罪を敢行するということで行動をともにするようになるわけであります。
また、中学校卒業時から十八歳ころまでに約六割の者が何らかの非行集団に加入しているというふうな結果となっておりまして、暴力団に加入する者の中で少年や少年期に非行等の経験を有する者が多くを占めているというのが実態でございます。暴力団が少年を人的供給源としているという実情がうかがえるかと存ずるところでございます。
それから三番目には、無職少年の中には非行集団、暴力団あるいは暴走族といった非行を犯す可能性のある集団に加入している者が一割を超えているわけでございます。したがって、こうした非行集団の解体、補導といったものにも力を入れていきたいと考えております。
少年非行は四年連続戦後最悪の記録を続けておりますが、その背景には、盛り場を徘回したり不健全な娯楽等を行っている不良行為少年が増加し、これらの少年がゲームセンター等をたまり場として非行集団をつくって、悪質な非行行為に走っております。
○古山説明員 深夜盛り場等を徘回いたしまして補導された少年は、昨年は三十五万人以上に上っているわけでございますけれども、これらの少年だちはゲームセンターや深夜喫茶店等をたまり場といたしまして、非行集団を形成したり、また、このような場所で誘惑を受けて非行に走ったり、あるいは売春などの福祉犯の被害に遭う少女もいるなど、深夜徘回といいますのは少年の健全な育成上極めて問題が多いと考えているわけでございます。
ただ、夜間におきましては、ゲームセンターは少年のたまり場といたしまして非行集団の形成の場になる率が大変高いということでございまして、今までのデータでございますと、大体六割以上が午後十時以降たまり場ということで補導されておるということでございます。そういうことで、時間的に申しますと午後の十時というのが実態上からも非常にたまり場になりやすい条件が一つある。
こういったことから、暴力型非行につきましては増加にやや歯どめがかかったのかなというふうな気配も見えるわけでございますけれども、相変わらず凶悪あるいは粗暴な事件というふうなものが発生してございますし、それから、少年の暴力非行集団といったようなものも数多く存在してございますので、今後とも予断を許さない、こういうふうに考えております。
「非行集団の特性に関する研究調査」、これを実際にまとめられて、そうして自分たちはここが実は問題なんだと、これが原因なんだと、こういう分析は具体的に出ていますか。 長々とは結構でございますから、具体的にあれば。
○説明員(梅沢五郎君) ただいま御指摘の「非行集団の特性に関する研究調査」におきましては、校内暴力、暴走族、万引きなど十類型、百二十三グループを対象に調査してあるわけでございますけれども、それによりますと、それぞれの集団別に特性といいますか、特徴が見られると、こういうところでございます。
内容的にも大変凶悪粗暴な事件、あるいは暴走族等の校外の非行集団と結びついた事件も依然として多発しているところでございます。 対策でございますけれども、校内暴力事件に対しましては、やはり学校、家庭、地域社会が一体となった対策が必要でございますので、警察といたしましては平素から学校、教育委員会との緊密な連携をとっております。
なりあるいは少年の福祉を害する犯罪の場となっておるわけでございまして、例えば、暴力団幹部が少女を誘惑して淫行した後に、他人名義の履歴書を使ってトルコ嬢として稼働させるというような例、あるいはまたゲームセンターやスナック、喫茶店等は不良少年のたまり場となりやすいわけでございますが、御案内のとおり昨年横浜市におきまして浮浪者の殺傷事件が起きましたが、このグループはそういうところをたまり場として形成された非行集団